4年間の学習の流れ(Study Flow)
カリキュラムの特徴
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1年次において、2年次以降の専門科目を勉強するための数学と物理学の基礎をしっかり学びます。具体的には、1年次の学系の基幹科目として、数学系科目8科目(解析学I・II、線形数学I・II、解析学基礎演習I・II、線形数学基礎演習I・II)と物理系科目6科目(基礎力学、基礎電磁気学、波と光の物理学、熱と物質の物理学、工学基礎実験I・II)を開講しています。特に、数学系科目については講義科目と演習科目をペアで開講し、講義で学んだことを演習の授業でさらに基礎力を向上させます。
1年次の物理の授業では入学生の多様な学習歴を踏まえて、習熟度別クラス編成をします。高校で物理基礎と物理を学んでいる人を対象とするクラスと、それ以外のクラスでクラス分けをして基礎から勉強をします。
理工学概論では物理系教員と数学系教員がオムニバス形式で担当し、数学と物理学に関して横断的な基礎知識を学習します。
フレッシャーズセミナーやフレッシャーズプロジェクトなどに代表される1年次の導入教育において、社会人として必要になるレポートや論文作成の基本、プレゼンテーション能力などの向上に力をいれます。
学生の皆さんの学問分野の興味に合わせて、2年次以降の数学系と物理学系の専門科目を充実させて、科目間の連携を取ります。多くの科目を選択科目として開講し、学生の皆さんが興味のある科目を勉強しやすくします。
(カリキュラム表および履修系統図を参考にして下さい)
すべての学生は第6セメスター(3年秋学期)から研究室に配属されます。研究室の教員は「卒業研究基礎」や「卒業研究Ⅰ・Ⅱ」の科目で、数学および物理学の専門分野で卒業研究の指導をします。さらに、面談による進路希望調査を随時行い、希望する職種や企業など学生からの種々の相談に応じて、適切にアドバイスします。
数理・物理コースの開講科目は中学・高等教諭の数学免許を取得するための科目と連携しており、これ以外に教職科目の単位を取得すれば、教員免許が取得できます。
情報系科目は物理学と数学と密接な関連をしており、プログラミングなど情報科学の基礎と応用を学びます。
資格取得
以下の資格が取得可能です。
■中学校教諭(数学)
■高等学校教諭(数学)
■司書
■司書教諭
◆基本情報技術者
◆応用情報技術者
■課程の履修で取得可能な資格
◆コース関連資格