北村 美一郎

プロフィール

PROFILE

氏名北村 美一郎(きたむら よしいちろう)
職位准教授
Emailykita<@>kanto-gakuin.ac.jp
担当講義物理学、生命物理学、理工学基礎実験I・II、物理学実験
キーワード生物物理学、神経科学
研究テーマ無脊椎動物神経系を用いた学習・記憶メカニズムの解明

研究の概要

北村准教授 研究

無脊椎動物は比較的単純な神経構造をしていますが、学習して記憶をつくることができます。ミミズという動物でも、パブロフの犬で知られる古典的条件づけという学習が成立します。ミミズに光と振動刺激を組み合わせて繰り返し与えると(条件づけ)、最終的に振動刺激のみで体を収縮させるようになります。条件づけの前後で振動刺激に対する体の収縮量を調べれば、ミミズの記憶を評価することができます。

研究のポイント

無脊椎動物の中には、脊椎動物と共通した神経情報処理メカニズムを持つものが存在します。そのため、世界中の大学や研究所で無脊椎動物の神経系を用いた研究が行われ、その成果がボトムアップ的に生物・医学・工学分野などへ応用されています。

将来の展望

XRISM衛星の運用等は今後も本学学生とともに継続します。GEO-Xについては太陽活動が活発化している2020年代中に観測を実施予定です。半導体センサの仕様は現在企業とともに策定中で、2030年代の天文衛星搭載を目指しています。

動画

Youtubeリンク

関連リンク