プロフィール

PROFILE

氏名大谷 信一(おおたに しんいち)
職位准教授
Emailhocke<@>kanto-gakuin.ac.jp
担当講義代数学III,幾何学I・II,解析学III・IV
キーワード-
研究テーマ(数学)概均質ベクトル空間の分類、弱球等質空間の分類
(数学教育)数学教育における高校・大学の連携について

研究の概要

宇宙のさまざまな階層の天体を観測し、そこでの物理現象を解明します。
観測対象は、中性子星あるいはブラックホールと恒星からなるエックス線連星系や、超新星残骸、銀河団など多岐にわたります。
また、当研究室はエックス線撮像分光衛星XRISM(JAXA/NASAと協力して打ち上げ、
現在は軌道上の運用責任者を務める)や地球磁気圏観測計画GEO-Xに搭載され、宇宙を観測するカメラの開発にも携わっています。
さらに、精度の高い宇宙観測に必要不可欠な機器類の半導体センサ・信号処理回路の開発にも学生とともに取り組んでいます。

研究のポイント

宇宙のサイクルは人類最大の難問で、それを観測し明らかにする研究は独創的で先端的といえます。宇宙観測に不可欠な高性能観測カメラの開発には先端技術を集結する必要があり、特に半導体センサについては企業と協働で新たな仕様を策定する中でさらに技術が磨かれます。

将来の展望

XRISM衛星の運用等は今後も本学学生とともに継続します。GEO-Xについては太陽活動が活発化している2020年代中に観測を実施予定です。半導体センサの仕様は現在企業とともに策定中で、2030年代の天文衛星搭載を目指しています。

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