学生の声
大学4年間で得た自分の財産
この大学は、自分自身数学や物理といった理系科目に興味があり、高校の先生に勧められたこともあり選びました。
入学して4年が経ちましたが、大学では授業やゼミだけでなく、様々な学内活動に参加し、たくさんの貴重な経験をさせて頂きました。「赤ポロ」という、オープンキャンパスの運営スタッフとしての活動では、参加してくださった高校生達の意欲溢れる眼差しを感じ、自分自身の学生生活にも大きな活力を与えてもらいました。またメンターとしての活動では、他の学生の履修相談から、学内バーベキュー大会、スポーツ交流会、その他地域との連携活動の企画、運営を行ってきました。入学時の自分を思い返すと、これらの活動を通して明らかに大きく成長した自分を感じています。また仲間と協力し何かをやり遂げてきた経験は、大学4年間の私の貴重な財産として今後に生かしていくことができると確信しています。
将来のストライクゾーンは広く
入学前の将来の目標は教員になることでした。高校時代数学の成績が比較的良く、問題を解くのも好きだったことから数学の教員免許が取れる数理物理コースを選びました。関東学院大学は総合大学であり、文系理系を問わず様々な科目が用意されています。大学入学後は、そのような数学や理系以外の授業科目を履修したり、学生会活動に参加し、またたくさんの新たな友人たちとの触れ合いを通じ、世の中には様々な仕事や生き方があることを実感し、いつしか数学教員になりたいという自分の気持ちは変化していきました。今では、数学教員にとらわれず、自分の多様な可能性を信じ、人をまとめたり、そっと誰かの人生の助けになれるような、人と関わる職業に就きたいと考えています。受験生の皆さんには、志を持って頑張って欲しいですが、一方で自分自身の多様な選択肢を排除せず、豊かな大学生活を共に過ごしていければ良いと思います。
充実した学びの場
ホームページやオープンキャンパスを通じ、関東学院大学は勉強に集中できる静かな環境と大学生としての時間を有意義に過ごせる環境が整っていると思い、入学しました。特に、高校のころから数学・物理学に興味があり、これらの科目を詳しく学べることを魅力的に感じ、選びました。コースの定員が30名程度と少人数で学べるので、しっかり自分のための学習ができること、少人数なので全員と友達になることもでき、先生方とも距離感が近いこともこのコースの特長です。1-4年生で交流する機会もあるので他の学部、コースにないものがあると思っています。授業では、高校の範囲から緩やかに大学の範囲へと接続され、時には数学や物理学研究の最先端の内容にまで踏み込んだ授業が行われています。高校までは無かった実験科目や、フレッシャーズプロジェクトのプレゼン発表などは、今まで経験したことが無く、とても刺激的です。また大学には自由に運動できる施設もあります。私は5歳から高校まで水泳をしていたこともあり、大学でも授業の合間の空いた時間を利用し、そのようなスポーツ施設でリフレッシュするなど、充実した日々を過ごしています。これらの経験を通し、今後自分の道を定めていきたいと思っています。
スポーツで培った人間力
小学校から高校まではサッカーをやっていました。5歳から中学までテニスもやっており、スポーツが大好きです。高校時代、部活の仲間と厳しい練習をこなし、協力して目標に向かって取り組んできた経験から、何事にもあきらめない気持ちや、仲間と信頼関係を構築していくことの大切さを学びました。このことは大学入試や日々の授業、所属しているサークルでの活動にも活きています。もともと理系教科が好きで、論理的に物事を考えることが得意だったので数理・物理コースを選びました。将来は、地元の静岡県に戻り、ずっと目指していた中学校の数学の教員になりたいと思っています。そして数学を教えるだけでなく、得意のスポーツを通した教育活動や、生徒に親身になって相談されるような教師になることを目指して、大学では様々なことを経験し、人間的に成長していきたいです。
2019年度入学のリケジョ6名の紹介です
同年度入学の数理・物理コース32名中、わずか6名のリケジョですが、皆仲が非常によく、1年生の間は必修科目が多い
こともありいつも一緒に授業を受けています。
多くが中学校、高等学校の数学教員を目指して、本学に入学しました。
なかでも、春木さん、西山さんはフットサルクラブ、小野寺さん、西岡さんは小学校、中学校から行っているバドミントンサークルで活動するなど、スポーツにも熱心です。一方音楽好きの山田さんは吹奏楽サークルに入っています。上柳さんは実家の静岡から2時間かけて電車通学の毎日です。皆アクティブで、それぞれの目標に向けて日々、授業やその他の活動に熱心に取り組む姿はとても印象的です。彼女らの日々の笑顔には他のみんなも癒されていることでしょう。
自分の知的好奇心に正直に
もともと理系、とくに数学に興味がありましたが、同時に苦手意識も持っていました。そのため2019年度までは、理工学部とは別の学部で、やはり興味のあった哲学や国際文化などを学んでいました。アルバイトでは英語や数学の塾講師をしていたのですが、その中で、数学を教えることの楽しさ、自分の知的好奇心の原点を思い出し、そこに戻りたいという気持ちが沸いてきました。そこで2年生に進むタイミングでこの理工学部数物学系に転部し、今では中学校の数学教員など理系の職業に就くことを目指しながら日々学んでいます。授業以外ではボランティアにも何度か参加しています。セブ島のスラム街で子どもたちに食事を配ったりなどの活動をしている中で、現地の人たちとのコミュニケーションをもっと深くとりたいと思うようになりました。英語資格のための授業を受けることができるので、それを通して英語力を伸ばしつつ、最近ではTOEICも受験しています。
学びも生活も充実の環境
数学の、答えが明快なところが好きです。それもあって、高校の数学教員になることが将来の夢の一つです。好きな数学を、友達と一緒にきれいなキャンパスで学べるこの環境が気に入っています。大学の外ではヒップホップダンスをしているのですが、自宅からスタジオまでの距離が近くてアクセスが良く、学びと自分の好きなことが両立できるところも魅力の一つだなと思います。2020年度春学期はオンライン講義が多く、自分の時間が持ちやすいという意味では良かったのですが、やはり色々な意味でコミュニケーションは限られていました。秋学期で初めて対面で会う子も多く、
やっとキャンパスライフが始まった実感があります。これからもオンラインと対面のどちらであっても、コミュニケーションを密にとってお互い助け合いながら学んでいきたいです。